治療法がある=治る、ではない ~たいていの病気は治せない

治療と言う言葉は人に依って様々に解釈されている言葉だと思います。
そして、医療従事者と患者間での認識が相当ズレていると感じる言葉でもあります。
治療とは、病気を治癒させたり症状を軽快させるための行為(Wikipedia)
あなたが想像する治療は、おそらく病気を治癒させることではないかと私は想像します。
しかし、現実には症状を軽快させることの方が圧倒的に多いのではないかと思います。
考えてみてください。
例えば内科外来で多いのは、高血圧・糖尿病・高脂血症の患者さんです。
皆さん治療と称して薬を飲んでいますが、高血圧や糖尿病、高脂血症は治るでしょうか?
糖尿病の薬を一週間飲んだら糖尿病治ったよ!ということがあるでしょうか。
内科で診る病気は薬で治癒させられる病気の方が少ないと思います。
多くの場合は症状を軽快させるだけ。
高血圧の薬で血圧を下げるとか
糖尿病の薬で血糖を下げるとか
そういう「治療」の方が圧倒的に多いでしょう。
多くの病気は治せないのです。
医療が進歩して・・・と、誤解している人がとても多いですが
現在でも治せない病気はとても多いのです。
特に内科では。