AEDはどんな機械か

AEDという言葉を聞いたことがありますか?
街中でも見かけることのある写真の機械ですが、どんな機械なのかご存知でしょうか。

AEDってどんな機械?

AEDは日本語では自動体外型除細動器といいます。
除細動器というとわかりにくいですが、簡単に言うと心房細動(と一部の心室頻拍)という不整脈を治療する機械です。

これらの不整脈は放っておくと死んでしまう可能性の高い不整脈ですが、心臓に電気刺激を与えるだけで回復する可能性があります。
ただ、不整脈が出現している間は血液の循環が止まってしまっていいるので、素早い治療が必要です。
病院まで搬送したり、救急車の到着を待っている時間的余裕はありません。
速やかな治療が必要なこと、でも機械さえあれば誰にでも命を救える可能性があるから普及したのですね。

止まった心臓を動かす機械ではない

AEDは死にそうな人がいると心臓マッサージとともに必ず登場する機械のように思われてるかもしれませんが、一度止まってしまった心臓を動かすことはできません。
AEDはあくまでも不整脈を治療する機械なのです。
不整脈が原因で倒れている人にしか効果を発揮しません。

決して死者を復活させられる道具ではないのです。

AEDが有効なシチュエーションは意外に少ない

これだけ街のいたるところで見かけるAEDですが、ここまでの説明で実は使用されるシチュエーションがだいぶ限定的だということはわかって頂けたのではないでしょうか。
不整脈が原因で目の前で人が意識を失い、かつ近くにAEDがあった場合にのみ使用可能です。
前述のように不整脈が出ている=循環が停止している、ということですから、いつ倒れたのかわからないような人(経過時間が不明)や、AEDを遠くまで取りに行っている時間的余裕はありません。
循環停止から5分以上経過すれば、たとえ循環再開に成功したとしても脳に障害を残す可能性が高いでしょう。
それくらい時間的余裕はありません。

AEDの使いかた

もし、あなたがAEDを使う場面に遭遇したら、まず箱を開けてみてください。
機械がしゃべりますので、指示に従えばだれでも使えます。
機械が脈の解析も自動で行いますので、倒れている原因が不整脈でなければAEDは作動しません。

ところでAEDにも有効期限があって、機械の更新が大変なようです。
ほとんどの機械は一度も使われることなく廃棄されるのでしょうね。

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