入院のデメリットをご存知ですか?

あなたは入院すると手厚い医療が受けられて良いことばかりだと思っていませんか?
あまり説明されることはないかもしれませんが、入院にはデメリットもあります。
高齢者は入院しても元通りにはならない
入院して治療を受ければ病気が治って元通りの生活に戻れると思っていらっしゃる方が多いようですが、特に高齢者の入院に関してはそうではありません。
病気は治ったとしても入院前より状態が悪くなって帰ってくると思っていた方が良いでしょう。
筋力の低下と認知症の進行
よく問題になるのは筋力の低下です。
入院を機に、退院後は車いす生活や寝たきりになってしまうのはよくあることです。
リハビリも行いますが、経験上なかなか回復は難しいように思います。
また、認知症の進行もよく起こる問題です。
世話が大変だからと安易に入院させると、退院後の世話がもっと大変になることが良くあります。
入院はメリットとデメリットをよく考えて決断しましょう。
高齢者がすぐに入院させられてしまう二つの理由
最近、すぐに入院を勧める病院が多いです。
医師に「入院が必要です」
と言われて断れる人はなかなかいないでしょう。
医師が積極的に入院を勧める理由は二つ考えられます。
責任の問題
一つは入院判断を遅らせた結果患者が死亡した場合、責任を追及されかねないということ。
入院させておけば医師も安心ですし、入院させないで病気が悪くなれば責任を追及されかねませんが、不要な入院をさせて寝たきりになってもその責任を追及されることはありません。
経営的理由
もう一つの入院が多い理由は経営上の理由です。
病院のベッドは明けておいても一銭にもなりません。
ホテルと一緒で常に満床が経営的には望ましいのです。
そのため、空床があると本来入院が必須ではない患者でも入院させてしまおうというインセンティブが働きます。
これが、どこの病院も満床という救急を受け入れ難くしている問題の根幹でもあります。
1件のコメント