胃が痛い?早く診断をつけてもらうための上手に症状を伝える方法

「胃が痛い」という患者さんがいます。
しかし、それは本当に胃の痛みですか?

胃が認識できますか?

「胃が痛い」をもっと正確に表現すると、「みぞおちの辺りが痛む」ではないですか。

例えば、あなたは心臓がどこにあるかわかりますか。
左胸にあると思っていませんか?

内臓がどこにあるのかはなかなかわかりにくいものです。
みぞおちが痛む場合、原因は胃にあるのではなく、心臓かもしれないし、十二指腸かもしれないし、胸膜かもしれません。

痛みの原因が本当に胃かどうかはなかなかわかりにくいものです。
ちなみに、心臓は胸のほぼ中心にあります。
レントゲン写真に映る心臓を見れば、ほぼ真ん中にあるのだということが確認できます。

症状は感じたとおりに伝えればいいです

以前、胃が痛いという患者さんに、原因は胃ではなく心臓かな?と思って心電図をオーダーしようとしたら、「胃が痛いと言ってるでしょう」と言われたことがあります。
どこに痛みの原因があるのか判断するのは私達の仕事です。
どの臓器が悪いのかが症状だけで判断できれば苦労はしません。

「胃が痛い」ではなく、より正確に「みぞおちの辺りが痛い」と言ってくれればいいし、もしどうしても胃が痛いと思うのでしたらその根拠を教えて頂けると診断の役にたつかもしれません。

例えば、食事をすると毎回痛み出すとか、
刺激物を食べると痛いとか、
アニサキスを食べてしまったかもしれないとか、
なんでも結構ですから、胃に原因があるのだと考えるに至った理由を教えてください。
感じていることをそのまま伝えて頂いた方が、診断しやすいです。

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