風邪薬を飲んでも風邪は治らない!

「早く治したいので薬をください」、「悪くなると困るので、早めに受診しました」、「抗生物質をください」
いずれも風邪で受診した患者さんからよく聞く言葉ですが・・・
風邪薬は風邪を治す薬ではない
風邪薬や抗生物質を飲んでも風邪は治りません。
「この前風邪薬飲んだら5日で治りましたよ」なんていう反論が聞こえてきそうですが、それは風邪薬を飲まなくてももともと5日で治る風邪だったのです。
「早く飲んで、すぐ治そっ」なんて言ってるCMもありますが、ウソです。
宣伝ですから、真に受けないようにしましょう。
風邪薬の存在意義
じゃぁ、風邪薬なんてなんで存在してるんだ?無意味じゃないか?という話になりそうですが、そんなことはありません。
例えば、5日で風邪が治るのは変わらないとしても、5日間、のどが痛いなぁ、咳が辛くてなかなか寝付けないなぁと耐えながら過ごすのと
痛み止めや咳止めを飲んで、のどの痛みや酷い咳から解放されて過ごすのでは違うと思いませんか。
つまり、風邪薬は症状が軽いのに早めに病院に来ましたとか、早く治したいとかいう目的の人には全く無意味です。
しかし、とにかく症状が辛いのでどうにかして欲しい、という場合には有効です。
辛いときには風邪薬も効果を発揮するでしょう。
2件のフィードバック