通院するならどっち?~開業医と病院のメリット、デメリット

あなたは「いつもの薬をもらうだけだから、どの医師を受診しても一緒」と思っていませんか?
それでは良い医療は受けられません!
必ず主治医を決めて受診しましょう
通院するにあたり、まずはじめに主治医を決める必要があります。
主治医を決めるなんて当たり前のことの様に感じますか?
でも、主治医を決めていない人ってとても多いです。
なかなか決まった日時に受診できない人
決まった曜日に受診ができない人には開業医への通院をおススメします。
当然ですが開業医は医師が一人しかいないので、いつ行っても同じ先生の診察が受けられます。
一方、病院に通院していた場合はどうでしょうか。
一般的に病院の勤務医は開業医と違って入院患者を持っています。
そして、病院業務での医師のメインの仕事は入院患者の対応です。
外来は合間にやっているだけなので、週2~3回しか外来に出ていない、なんていうことは普通です。
そうすると、ちょっといま時間ができたから受診しよう、と思ってもあなたの主治医が外来をやっているとは限りません。
決まった曜日と時間に受診しないと主治医に会えないのが病院です。
病院と開業医のメリット・デメリット
医療面では病院に通院していた方が良い医療を受けられるだろう、というのはその通りかもしれません。
一般的に開業医よりも病院の方が施設が整っているため、必要があればすぐに検査ができます。
特に、もしあなたが糖尿病を患っていたら、検査結果が即日すぐに出る病院への通院をお勧めします。
しかし、言っていることが矛盾しているようですが、検査が好きなのは開業医です。
検査はお金になるため、開業医は無駄に検査をしたがります。
頻回に検査をして安心したいという人は開業医の方が快く検査に応じてくれるでしょう。
勤務医の方が検査は少ないし、無駄な診察はしたくないので処方も長期になりりやすいという傾向があると思います。
頻繁に診て欲しいとか、頻繁に検査してくれないと不安という人は開業医の方が向いているかもしれませんね。
主治医を決める意味
病院を自分の都合がいいとき受診して、その時々でにいろいろな先生を受診している患者さん、
具合が悪くなったらいったい誰が責任をとるのでしょうか?
最後に診た先生?
それとも一番多く診察を診た先生でしょうか?
主治医を決めていない患者さん、外来の治療が悪いために入院が必要になったとしても誰も責任をとってくれません。
責任の所在がはっきりしないので、外来ではだれも責任をもって治療しないし、その患者さんの病歴も知らないので必要な検査もしません。
「カルテを見ればわかるだろう」とお叱りを受けたこともありますが、すべての患者さんにカルテに最初から目を通している時間は残念ながらありません。
誰の外来を受診しても一緒、と思っている患者さんのことを本気で考えてくれる医師がいるでしょうか?
誰でも自分がずっと診ている患者さんに対しては私が責任も持たなくては!という気持ちになると思います。
具合が悪くなれば、自分が責任をもって治療しようと思います。
一方、いろいろな先生を受診している患者さんに対しては、ちょっとおかしなことになってるけど、自分の患者じゃないからまぁいいか、ということになりかねません。
主治医は必ず決めた方が良いと私は思います。
なので、決まった曜日と時間に受診できる人は病院への通院
予定が読めず、決まった日時の受診は難しいという人は開業医への通院がいいかもしれませんね。
病院に通院している理由として、
「外来は病院に通院していたほうが入院が必要になった時に優先的に入院させてもらえるから」
という理由を良く聞きます。
これは長くなりそうなので、別の記事にしますね。
良い医療を受けるためには時間を作ってでも通院する!という意識の高い人は現状では病院に通院していた方がいいかもしれません。
本当は家の近くの優秀な開業医がかかつけ、という状況が理想ですが現在の日本の医療環境ではなかなか難しいですね。