高齢者のリハビリがうまくいかない理由

高齢者が入院すると動けなくなってしまうことがとても多いです。

リハビリに期待している人も多いようですが・・・

筋肉を付けるのは大変!

私事ですが、最近スポーツクラブに通っています。
でも、全然筋肉が付きません。
なかなか簡単にはマッチョな体は手に入りませんね(笑)

リハビリをやれば動けるようになると思っているご家族の方、とても多いです。
でも、リハビリって筋肉を付けるということなのですよね。

やる気のある?私がスポーツクラブに通っても筋肉付けるのは大変です。
やる気があっても大変なのです。
やる気があるかどうか怪しい人にリハビリを強制的にさせたら筋肉はつくでしょうか?

リハビリには主体的な努力が必要

本人のやる気がないと、いくらトレーナーが頑張っても筋力は付きません。
結局、本人のやる気次第なんです。

リハビリをやる気がない人にリハビリしても改善は望めません。
そして、リハビリする気のない高齢者はとても多い気がします。
介護するのが大変なので、動けるようになってほしいと思っているのは家族だけ。
本人は諦めているというか、どうでもいいという感じに見える人がとても多い印象です。

こんなことを言うと理学療法士に怒られるかもしれませんが、高齢者のリハビリには何も期待しないほうが良いでしょう。
リハビリで効果があったらラッキーなのです。
本人の意思がはっきりしていて、リハビリに意欲的に取り組める人以外は。
いくら理学療法士が頑張ったところで、本人のやる気がなければいい結果は望めません

リハビリに期待しない介護計画を

「リハビリをします」というと、入院前の状態に戻れると思う方がとても多いです。
しかし、現実は入院前と同じ生活ができる人はほとんどいません。
歩いていた人は車いす、車いすだった人は寝たきりになって退院する、くらいの覚悟はしておいたほうがいいと思います。

私は、リハビリを始める前に「今の状態で退院すると思って計画を立ててください」とお伝えしています。
状態が良くなる分には必要なサービスを削ればいいだけなので簡単です。
しかし、なかにはリハビリをするともとに戻ると思って、退院時になって「こんな状態じゃ面倒が見きれない」と言い出す家族がいます。そこから準備を始めても遅いのです。リハビリでは何も変わらないと思って、退院後の計画を立てましょう。

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