インフルエンザの治癒証明書が無意味な理由

インフルエンザに罹った後、学校や職場に復帰するために治癒証明書を下さいという患者さんがいらっしゃいます。
治癒証明書は必要なのでしょうか?
こちらの記事に書きましたが、インフルエンザが治ったかどうか検査キットでは判定できません。
では、どのように判定するのでしょうか?
発症から5日以上経過しており、なおかつ2日以上発熱がなければ治ったと判断して構いません。
学校の場合にはインフルエンザだと出席停止になりますが、口頭で熱が出ていないことを確認して通学を許可します。
これだけ?
これだけです。それ以上確認のしようがないし・・・
学校に治癒証明が必要と言われれば書きますが、熱が出ていないことを口頭で確認するだけです。
これだけで5000円前後の書類作成費用を取られるのですから、ホント無駄ですよね。
会社の場合
「出勤して良いですか?」と聞かれることがありますが、職場の場合には出勤停止にする法的な根拠はありません。
なので、そもそも出勤許可が必要ありません。
極端なことを言えば、インフルエンザ患者が出社してきてもそれを止めることはできないのではないでしょうか。
法的に、です。倫理的にはもちろん問題ですよ!
だって、インフルエンザ患者が出勤してきて困るのは周りの人たちですから・・・
なので、復帰に治癒証明が必要、とか言う会社は何を根拠にそんな要求をするのでしょうね?
治癒証明書は必要ないでしょう。
結構不思議に思っていることがあるんですが、会社にインフルエンザで休みますって馬鹿正直に話す人がいるんですね。
そんなこと言ったら、面倒になるだけなのに・・・
ただ、体調悪いから休みます、じゃ休めないんですかね?
インフルエンザの疑いがありますね。と説明しても「出勤していいですか?」と聞かれることがあります。
これには「周りの席の人に聞いてみたらいかがでしょうか?」と答えます。
困るのは本人じゃないですからね。
そこ、勘違いしないようにしましょう。
体調悪いので休みます、が、通用しない上司の場合、がんばって出勤して職場中にインフルエンザを蔓延させて来るのも手じゃないですかね(笑)
体調が悪いって言ってる社員を無理やり出勤させることの責任を取ってもらうというのはいかがでしょうか。
あと、写真みたいな冷えピタシート的なものは無意味ですから貼らないこと
仰る通り。小気味のいい解説は納得できます。
コメントありがとうございます。
お役にたてば幸いです。